2011年8月11日木曜日

『The Mole People(56)』

【納涼Bムービー大会①】 『The Mole People(56)』

アジアのどこか(おそらくヒマラヤ山系)で考古学調査中のチームが古代文明関連の石版とランプを発見。現地人の助けを借りて山の懐にある遺跡にたどり着く。そこでメンバーの一人が地割れで地中深く落ちてしまい救出のため未知の地中へ降りていく。

縦穴の終点で発見したのはメンバーの死体と地中に開いた空洞に開けた古代都市だった。岩石に含まれる化学物質の発する薄光でほの明るいこの都市は国王を首長に頂く王国。太陽の光が届かない地底に棲む人々はさらに都合の良いことに英語をしゃべるので、探検隊も意思疎通に苦労はない。

王たちは当初外来人を神の使いと信じ女奴隷をあてがうなど丁重に扱うが、自分たちと同じ限りある命の持ち主と解るや態度を豹変させる。この女は、モンゴロイド系(と思われる)人種の王国においては色白(要するに白人)のため異端とされ奴隷身分にある。調査隊はこの女奴隷の助けを借りて地上への逃げ道を探すのだが…。



表題のモグラ人間は奴隷のような存在で王国の人々に代わって使役を課せられている。言葉は通じないが調査隊の温情に感謝したモグラ族が脱出をアシストしてくれる。でもそれ以上の存在感を示すキャラクターでもない。IMDbへのリンクはこちらから